1.高圧洗浄
塗料を外壁にきちんと密着させるため、まずは高圧洗浄をおこない、外壁に付着したごみ、ほこり、カビ、こけや藻や劣化した塗装膜などを入念に洗い落とします。
洗浄をちゃんと行わないと、どんなに高級な塗料で塗装をしても、はがれてしまう可能性が高くなってしまうのです。施工前の洗浄の良し悪しがその後の外壁の防水性能に大きく左右します。
2.養生
外壁塗装を行う際には、少なからず塗料は飛び散ります。住まいには塗料がついてしまうと不都合な場所がたくさんあります。
例えば、アルミサッシ、窓、玄関ドア、植栽などです。そうした場所をビニールやテープ、マスカーなどでカバーし塗料の飛び散りをふせぐことを養生といいます。養生の良し悪しが外壁塗装の仕上がりにも影響します。
3.クラックの補修(コーキング処理など)
外壁塗装を行う前の下処理として壁のヒビ(クラック)の補修(コーキング)を行います。
美彩リフォームでは、この工程は外壁塗装工事の基本工事として施工します。
モルタル壁、窯業サイディング壁、それぞれ専用のコーキング剤で最適な下処理を行います。
※モルタル壁でクラックの幅が広い場合は、モルタルの一部をカット(Vカット)し修復いたします。
4.既存シールの撤去・シール打ち直し・シール増し打ち
サイディングの外壁塗装の場合、既存シールの撤去・シール打ち直し・シール増し打ちの工程がとても重要です。
サイディング等劣化したシールは、外壁塗装工事前の下処理として既存の劣化したシールを撤去し養生しプライマーを塗布後新たにシールを打ち直します。窓まわりなど開口部下の劣化があまり進行していないシール部分に関しましては、基本的に既存のシールの上からシールを増し打ちいたします。もちろんご要望がございましたら打ち直しもいたします。
5.下塗り
外壁材と防水塗料を密着を高めるため下地調整剤を下塗りします。外壁の材質や傷み具合によって下地調整剤の種類は変わります。
表面に塗る塗料の性能ばかりにとらわれがちですが、下地(シーラー)の選定と施工は外壁塗装にとってとても重要な工程です。
また、美彩リフォームでは、凹凸がある外壁材の場合、ローラーだけでなく刷毛を使用し下地調整剤の塗り残しがないよう念入りに施工いたします。
6.サイディングのすき間のコーキング
新築施工時にもサイディングボードとサイディングボードの横のつなぎ目にはすき間がある場合があります。
新築受け渡し時には気にならないこのすき間もリフォーム時には気になるものです。
他社ではやならい箇所ですが、美彩リフォームでは、標準工事でこのすき間もシッカリとコーキングを施します。
7.中塗り
中塗りは、下塗りと仕上げ塗りの間に施工する工程です。最近では中塗りと上塗りの色をかえる業者もいます。
これは、3度塗りで施工を請負い実際は2度しか塗らない業者がいるため、お客様に3度塗ったことをわかりやすくするためです。
美彩リフォームの外壁塗装は、下地剤を含め3度塗りを行いますが、仕上げ塗りと同じ色の塗料を使用しています。
中塗りと仕上げ塗りを同じ色にした方が仕上がり時の美観も良いためです。
8.上塗り
外壁塗装の上塗りは仕上げ塗りとも言います。美彩リフォームでは、塗膜の耐久性を高めるためるための重要な工程です。
また、仕上げ塗りを行うことで美観もよくなります。
美彩リフォームでは、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用します。
※美彩リフォームでは、塗料メーカーの仕様書の通りの施工を行います。